日本語論文ライティング
ブログやレポートを書き慣れていても、論文では何をどこまで説明すればよいか、迷うことがある。このガイドでは、そうした読者に向けて、主張を根拠につなぐ書き方、引用の使い方、判断を伝える文体を説明する。主に社会科学の作例を使い、学術誌などに投稿する研究論文を想定している。
論文の組み立て
根拠と結論
文体と用語
要約と推敲
このガイドの使い方
各章は、論文の組み立てから根拠の示し方、文体、推敲へと進む構成になっている。初めて読む場合は第1章から、原稿がある場合は引用や文末などの問題に対応する章から読める。研究の問いや方法の計画については、研究計画書の作り方で扱っている。
例文、発言、数値、文献A・Bは、説明のために作成した架空のものである。文章規範の検討に用いた11冊と参照箇所は、参考文献と読みどころに示した。各章の説明を原稿に適用する際には、研究方法と分野の慣行に照らして判断し、書式や報告項目は投稿先の規程に合わせる必要がある。