[映画] わたしの知らない子どもたち

ヒューマントラストシネマ渋谷にて西川美和監督のトークイベントがあるという情報を見つけたので行ってきた。先に映画を見てからのトークイベントという流れだった。生の西川美和監督を見れて幸せだった。

一方、作品の中身は戦争孤児の話なので、基本的には子役中心の物語になる。日本には12万もの戦争孤児がいたとされるが、その存在が語られないまま終わってしまうのはよくない、というテーマ設定は非常に尊い。そのことは決して否定するものではないが、いかにも子役の演技が延々と続くので非常につらかった(なんと150分もある!)。トークショーで監督自身が「子役を相手にするのは苦手」とおっしゃっていたが、あえての挑戦だったのかもしれない。途中、田中裕子と役所広司が登場するが、ここで空気がピリっとする。突如として「本物」を見せられるからだ。が、それも一瞬のことであり、再び退屈な描写が続き、そのまま終わってしまった。