[映画] オデュッセイア(クリストファー・ノーラン監督)
- 3時間は長いよ
- 時代劇みたいなクライマックスが最高
- ノーランはCG嫌いで有名だが、絶対に使わないわけでない。なんだけど、決してうまいわけではないので、ルックに関しては、まあ、ねえ、という感じだった。
- 「ゼウスの掟」がテーマになっているので、これは先に調べておいたほうがいい
- 藤村シシン先生のアトロクでの解説を聞くのがいちばんだろう。
- ゼウスの掟:
- 見知らぬ人でももてなす
- 身元や用件を聞くのはもてなしたあと(身分の違いでもてなしを変えない)
- 客を追い返してはいけない
- 帰りたい人を引き止めてはいけない
- 客はもてなしの厚意を悪用してはいけない
- オデュッセウスは(ホメロス版とは違い)トロイの木馬作戦のことを悔やんでいる
- これは「神への奉納物を悪用した」騙し討ちであり「ゼウスの掟が守られていない」と同義になっている
- 言い換えれば「神への冒涜」であると同時に「人間同士の信頼の崩壊」を意味する
- トロイア戦争以降、信頼関係が崩壊した世界になっている
- 一度壊れた信頼は元には戻らない
- オデュッセウスがどれだけ悔いても、すでに信頼の崩壊を取り消すことはできない
- せめてオデュッセウスが世界から「退場」することで幕引きとする
2026-09-08 Tue
長年日記 /
2026年09月 /
2026年